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ニュース高精度 同時5軸制御立形マシニングセンタ「Mytrunnion-4G」(マイトラニオン4G) 新製品発表

キタムラ機械株式会社は、1981年から同時5 時制御マシニングセンタを販売してまいりました。中でも、同時5軸制御FMSとしては、最大の納入実績(800 セット以上)を誇る「Supercell・シリーズ/スーパーセルシリーズ」(1984 年に世界24 カ国特許取得済)は、世界ではじめて、不可能と言われた複雑同時5 軸加工の72 時間無人化運転を実現しました。 その「Supercell・シリーズ/スーパーセルシリーズ」を更に高精度化に進化させた同時5軸制御マシニングセンタ、「Mytrunnion-5」(第33 回機械工業デザイン賞を受賞)を2002 年に発売いたしました。「Mytrunnion-5」は、世界で初めて位置決め精度1ミクロンの精度保証を実施したことも相まって、600 台以上の納入を数え、ご好評を博して参りました。

このたび、新開発した「Mytrunnion-4G」(マイトラニオン4G)は、「Mytrunnion-5」のコンセプトをそのまま継承して、設置スペースが、10.9 平方メートルから7.7 平方メートルに省スペース化を実現しました。5 軸制御駆動部には、超高精度ローラーギアカムを採用することで、バックラッシュゼロが可能となりました。 これにより、同時5 軸制御機では稀な全軸フルストロークにおいて位置決め精度±2 ミクロン、繰り返し精度±1 ミクロンを実現いたしました。 更に、制御装置は最もハイエンドな独自開発のキタムラ機械リジナルCNC 制御装置「Arumatik-Mi」を搭載し、従来の5倍の演算処理速度と最大で従来の25 万倍以上の512GB ハードディスクドライブによる大幅な加工時間短縮を可能にして、さらに、加工時間が100 時間を越すような大容量のプログラムでも、分割せずに、余裕を持って一括処理が可能となる上、USB メモリーからも同様の直接運転も可能となる、世界に類がないマシニングセンタです。

同時5軸制御時での最大加工サイズは、φ500×400mm(径×高さ)と大きく設定されています。主軸は最高回転速度までの加速が2.3 秒の高速加減速・ 毎分15,000 回転(40 番テーパ)を標準装備し、複雑形状や金型加工においても、「スマートデザイン」による免振設計された高品位加工が可能です。

キタムラ機械では、「Mytrunnion-4G」(マイトラニオン4ジ)の発売により、5 軸制御のマシニングセンタが7 機種となり、多品種複雑加工の完全自動化から、微細5 軸加工まで、あらゆるレンジの5 軸加工に対応してまいります。

Mytrunnion-4Gは、9月8日~9月13日に開催される「IMTS2014・シカゴショー」(小間番号:S-9148)に出品し、販売を開始いたします。

新製品に関するお問い合わせは以下よりお願いします。
http://kitamura-machinery.co.jp/contact/

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