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会社のあゆみ

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会社のあゆみ

沿革

1933 北村工作所創業初代社長北村源次氏が、富山県高岡市金屋町にて創業。
1942 海軍、空軍の部品を生産。
1945 戦前の紙・パルプ機械の生産を再開、生産規模の拡大を計る。
1948 門型プレーナー1号機を完成、本格生産開始。工作機械の生産を開始。
1963 大型プレーナーを海外(インド、ヨーロッパ)へ輸出開始。
1966 アメリカ、西独へ、マイプレーナーの輸出を開始。
1967 ベッド研削盤の完成。工作機械メーカーへ納入。
1968 門形プラノミラー生産開始。主要な工作機械メーカーへ納入。
1970 鏡面仕上機の完成。(世界12ヶ国国特許取得)科学技術庁・理化学研究所との共同研究。
1971 千手観音像をヒントにして、当時世界に類がなかった工作機械・立形マシニングセンタ(T-12型)を開発。
世界12ヶ国へ特許出願申請を行う。
1972 門形マシニングセンタ「B-8型」(のちにブリッジセンターに名称変更)の生産開始。
1973 航空機部品加工用マシニングセンタ開発。
フランス、リネー・G.S.P社と技術提携。
1974 立型マシニングセンタ、「S-12型、S-15型、T-12型、T-15型」の量産体制に入る。千手観音型・クイックロータリーATC方式はキタムラ独自の機構で2.5秒の工具交換達成。同システムが世界24ヶ国で特許を取得した。
1976 中型、重切削用の立型マシニングセンタ「T-20型」を完成。
クイックロータリー・マチックATC装置に於てTOOL TO TOOL 1.7秒と世界最高速の
ツール交換を実現。(世界12ヶ国国特許取得)
1980 高精度マシニングセンタ「マイセンター2」、世界初、高速1万回転標準装備。
マシニングセンタ「マイセンター1」販売開始。
同機は業界初のホワイトカラーを採用。
「第10回中小企業向け自動化機械開発賞」受賞。
1981 NC加工用マイコンを開発。業界初の対話型によるプログラム入力を可能とした。
「マイセンター2」の上位機種として「マイセンター3」、「マイセンター4」を開発、販売開始、マイセンターシリーズの充実を計る。
マシニングセンタのワークハンドリング用ロボット「スペースマン」を開発、販売開始。
「第1回精機学会技術賞」受賞。
1982 米国大手航空機メーカー、グラマン社、ロッキード社、ダグラス社に、マシニングセンタを納入。
マシニングセンタにならい装置を組み込んだ、ならい装置付マシニングセンタ
「マイセンター6T」を金型加工用として制作。
高精度加工用治具センタ「ジグセンター7」を開発、販売開始。
横形マシニングセンタ「マイセンターH300、400、500」を開発、販売開始。
「科学技術庁長官奨励賞」受賞。
1983 レーザー切断機、工具交換装置を装備した世界最高速120,000回転のプリント基盤用切削機「KP-4」の開発、販売。
海外からの強い要望により、NC旋盤「MT-20」「MT-30」を開発、販売開始。西ドイツ、メッサーグリースハイム社と技術提携、レーザー加工分野へ進出。
「日本商工会議所会頭発明賞」受賞。
1984 同時5軸制御多面加工FMC「スーパーセル」を開発、販売開始。
ワイヤカット放電加工機を開発、販売開始。
横形マシニングセンタ「マイセンターH600、H800」を開発、販売開始。
マイセンターシリーズの最小型機として、タッピングセンタ「マイセンター0」を開発、販売開始。
1985 KP-4のシリーズ機としてKP-1を開発、販売開始。世界最高速の120,000回転のドリル加工ヘッドと35,000回転のルーター回転ヘッドをワンタッチで交換可能。工具交換装置(ATC)を備えた多種少量生産の基盤加工機。
1986 NC旋盤「MT-20」の下位機種として小型高速精密NC旋盤「MT-10」を開発、販売開始、マイセンターシリーズの充実を計る。
1987 世界最高速のオートパレットチェンジャー(APC)を開発、立形マイセンターシリーズAPC機として販売開始。
マイセンタ-2、3、4をハイスピードパレットチェンジ機として販売開始。
M-2(7.5秒)、M-3(7.8秒)M-4(14.0秒)
マイセンターシリーズをさらに有効に使用するための周辺機器として、Σ6500プログラミングシステム、α-1600データファイルオンラインシステム、Ω80/320データファイルシステムを開発、販売開始。
1988 大型マシニングセンタ用のハイスピードパレットチェンジャーを開発、販売開始。2000×1000mmのテーブルを40秒で交換。
5軸制御レーザー切断機を開発、販売開始。
1989 主軸テーパーNo.40では世界で初めて、高速25,000回転、毎分1,200立方センチの重切削、数値制御同期タップ加工等を可能とした高速重切削型マシニングセンタ「ソニックミル-7」を開発、販売開始。
主軸回転数20,000rpm、10m/min送りの高速切削用ソニックミル-2を開発、販売開始。
次世代多面加工機H400スーパーセルを完成、同機は無人加工機H300スーパーセルの上位機種として開発、販売開始。
1992 ミニマシニングセンタ、マイセンターゼロに自動パレットチェンジャー付き
「スパークチェンジャー」を開発、販売開始。
テーブルの移動速度を毎分20mから毎分40mとアップしたほか、旋回速度が1.3秒と世界最高速レベルのパレットチェンジャー(APC)を持ち、ATCの作動速度を0.9秒とするなど、従来機に比べ、生産性を20~30%向上させる。
特許・実用新案取得60件、出願件数105件に達する。
マイセンター・シリーズの納入実績が9,000台を越える。
1993 スーパーセル・シリーズ上位機種として、「H500スーパーセル」を開発。
1994 高速切削マシニングセンタ「ソニックミルー2」に主軸自動バランス機能を内蔵し、高速重切削加工を可能とする。
完全摺動面の早送り速度を従来の1.5倍の、毎分36mにスピードアップし、サイクルタイムの短縮を図る。
「第24回中小企業向け自動化機械開発賞」受賞。
米国にて「アチーブメント・アワード」受賞、以降3年連続受賞。
1995 横形マシニングセンタの新シリーズ化を行う高速化に対応したHXシリーズにHX630を加えた。
1996 高速加工機の開発を行うすべりガイド式で早送り速度毎分40mを実現。
1997 横形のライン対応機H250を開発世界初の超高速加工機を東京大学の中川威雄教授と理化学研究所の指導の元で切削速度毎分100mで2.0Gを可能にする機械実験機を開発し理化学研究所に納入した。(環境に優しい完全ドライ切削)
1998 コラム移動型の横形マシニングセンタHX250型を開発した。
コラム移動型の横形マシニングセンタHX300型を開発した。同機械により小ロット製品から大量部品加工を効率よく製作できる。
1999 コラム移動型の横形マシニングセンタHX400、HX500型を開発。
世界最高速のマシニングセンタ(スパークカット機)の商品化を行う。すべりガイド式のマシニングセンタで
毎分50mの早送りを達成し、立形に採用した。
「第11回中小企業庁長官賞」授賞。
2000 コラム移動型の横形マシニングセンタHX630型を開発。
立形マシニングセンタ、マイセンター3Xiに大型加工物が搭載できる180度旋回方式自動
パレットチェンジャー付き「3Xiスパークチェンジャー」を開発、販売開始。
すべりガイド式のマシニングセンタで加速度1.0G・毎分50mの早送りを達成した。工作機械では初めてすべり面に微細な切り粉の侵入を防ぐ独自の『パージエアーシステム』を開発・すべり摺動面5年間保証を開始。
「第20回優秀省エネルギー機器賞」受賞、「第1回日本IT経営大賞」受賞。
2001 独自の熱変位補正制御方式『インテリジェント・アドバンスシステム』を標準装備した横形マシニングセンタHX250i型を開発。同時に『マイセンターシリーズ』全19機種に同熱変位補正制御を標準装備して熱変位を5ミクロン未満に抑えることが可能な『マイセンターiシリーズ』の販売を開始。『インテリジェント・アドバンスシステム』=(IAC)は、キタムラ独自に開発した熱変位補正制御で、機械の主要部分に6箇所~12箇所の熱センサーを搭載・主要部品の温度変化と主軸回転数から理論的・経験的に熱変位を予測して、機械の座標原点を自動補正することで、熱変位を5ミクロン未満に抑えることができます。(20℃±1℃の環境条件下)
「第26回発明大賞」受賞。
2002 既存の横形マシニングセンタを拡張キットによりワンランクサイズアップし、コストパフォーマンスに優れた『マイセンターαシリーズ』HX400iα、HX500iα、HX630iα型販売を開始。キタムラの既存の横形マシニングセンタは4軸同時移動でも最大加工物が最大工具と干渉しないほどの広い切削領域を持つ(ストアードストロークをカタログ表示移動量に含んでいない)。そのため、通常の横形MCと同様に干渉領域が生じるタイプに変更すれば、そのままワンサイズ大きなテーブルが積載できます。
業界初位置決め精度±1ミクロンの精度保証が行える超精密立形マシニングセンタ
『マイセンターHシリーズ』(H=High Precision)2XiH、3XiH
立形5軸同時制御マシニングセンタ『マイトラニオン』・立形ジグボーラー『ジグセンター5』型の販売を開始。
(精度保証は、室温20℃±1℃、湿度60%±5%の条件下で、キタムラ指定の基礎を施行した測定方法に基づくものです。)
他に類をみない高信頼性・ギア4段駆動・20,000回転主軸の開発に成功し、『マイセンターHシリーズ』(H=High Precision)2XiH、3XiH
立形5軸同時制御マシニングセンタ『マイトラニオン』・立形ジグボーラー『ジグセンター5』に標準装備。

40番テーパ・20,000回転主軸では最高速度の加減速度(0~20,000回転に達する速度が
2.2秒)と同クラス最低振動・騒音(78db未満)を同時に獲得し、ハイパフォーマンスな高トルク(157N・m)を
切削に利用できる。焼入れ鋼材の荒削り加工~超精密面仕上げ加工までを一台で可能にする画期的な主軸。
2003 独自の高分解能1600万パルスのロータリーエンコーダーによりコストパフォーマンスに優れ、高精度位置決め±2ミクロンの精度保証を可能にした高品位『マイセンターFシリーズ』(F=Fine Surface)
ZeroiF1XiF2XiF3XiF4XiF、HX250iF、HX400iF型販売を開始。
0.1ミクロンの微細送りを可能として、NURBS補間・RISC64ビットCPUを標準装備金型の表面加工を従来より飛躍的に向上させた。(精度保証は、室温20℃±1℃、湿度60%±5%の条件下で、キタムラ指定の基礎を施行した測定方法に基づくものです。)
高品位『マイセンターFシリーズ』(F=Fine Surface)の新機種
HX300iF型販売を開始。
新開発の自動ギア4段変速主軸を搭載。世界的にも例をみない広範囲な主軸回転で、
重切削から精密周期同期タップ加工までのオールマイティーな切削を可能にした。
「第33回機械工業デザイン賞」受賞。
2004 高品位『マイセンターFシリーズ』の新機種BRIDGEcenter-8F型を開発。高精度位置決め±2ミクロンの精度保証を可能にしたFシリーズに門形を追加。4段変速、最高2万回転主軸(40番テーパー)を標準装備し、大型ワークにも対応できるようにした。
超高精度同時5軸制御フレキシブル生産システム Mycenter-Supercell 400型を開発。一回の段取りで旋削、穴あけ、フライス、精密研削まででき、重切削から仕上げ加工までの幅広い加工に対応。最も負荷がかかるA軸にトラニオン形シリンダーを採用し、高剛性と高精度を実現。全軸フルストロークで位置決め精度±0.001㎜が可能(当社指定の環境下において)
移動型マルチヘッド多軸大型金型加工機Dimystar(ディマイスター)を開発。加工物のところに移動させて加工する、全く新しいタイプの工作機械。設置スペースが加工物の2割増し程度で済み、従来のM/Cに比べて、面積あたりの生産性は20倍。
位置決め精度0.1マイクロメートルの超高精度立形ジグボーラーNanoMycenter(ナノマイセンター)を開発。
毎分50メートルの超高速送りでも全軸フルストロークで高精度位置決め±0.0001mmが可能としたのは、業界初。
「第1回ものづくり日本大賞」受賞。
2006 マシニングセンタ・グラインディングセンタ・ターニングセンタの3種類の複合加工機械を1台に集約させた次世代型複合マシニングセンタMytrunnion-1(マイトラニオン1)を開発、販売開始。最大径350ミリ・最大重量20キロの加工物を毎分1,000回転で旋削加工する。
ターニングセンタ機能と主軸テーブルを相互方向に回転させ、最大31,000回転の研磨加工するグラインディングセンタとして、1台で三役の複合型工作機械として投資効果を3倍に高めます。
2007 最大3トンの重量物加工を誤差2ミクロン以内で行える業界最大級の横形マシニングセンタマイセンターHX1000i/HX1250iを開発、販売を開始。4段変速ギア駆動主軸による従来の2倍以上の高トルクを有し、すべりガイド方式ではクラス最速の毎分36mと高速かつ高剛性による加工で生産効率を更にUP
2008 テーブルサイズが□800mm仕様の横形マシニングセンタマイセンターHX800iを開発。建設機械や造船分野で
進む部品の大型化に対応して加工能力を上げつつ、省スペース・省電力を実現。
高速加工における高精度化を更に充実させた同時5軸制御立形マシニングセンタMytrunnion-3(マイトラニオン3)を開発。「マイトラニオンシリーズ」の中間機種として、幅広い分野に対応すべく、高速・高精度・高剛性を実現。
2008年9月に米国シカゴで開催された国際製造技術展(IMTS)で自社開発のCNCコントローラー「Arumatik‐Mi」を新製品として発表した。新たなモノづくりの可能性を開くと期待をかけて完成させた高性能なCNCコントローラー。
2010 テーブル回転速度が従来比5倍の同時4軸制御横形マシニングセンタマイセンターHX400iSⅡを開発。業界最速・最高精度で、使用電気料は、他社製品の3分の1以下となり、省エネも実現。
従来の5軸同時制御加工のコストを低減できる世界初の同時7軸制御マシニングセンタMycube(マイキューブ)を開発。従来の5軸加工機では、1回の段取りで5面までの加工しかできない問題を解消して、6面すべての加工を
1回の段取りで加工することで、飛躍的な工程集約が行える次世代型MCです。
マイセンターHX800iを更に大型の加工部品に対応しつつ早送りは毎分50mを達成した高剛性、高精度横形マシニングセンタ、マイセンターHX800iLを開発、販売を開始。
2012 最もハイエンドな自社製CNC Control「Arumatik-Mi」を開発、新製品の立形マシニングセンタMycenter-3XGに標準搭載。従来比5倍の処理速度により加工時間を大幅に短縮します。
新型・自社製CNCを搭載した高精度立形マシニングセンタ「Mycenter-3XG」は、ベストセラー機であるMycenter-3XiFを更に省スペース化し、高機能・高精度でありながらトータルコストを削減します。
ベストセラー機Mycenter-3XiF(Sparkchanger)の基本設計を踏襲しつつ、人間工学的視点から機械デザインを全面的に見直し、トータルコストを削減した新型高速パレット交換装置付高精度立形マシニングセンタMycenter-3XG(Sparkchanger)を開発。
高精度横形マシニングセンタとして、IT、光通信関連、カメラ、内視鏡部品等の医療機器関連向けにMycenter-HX250Gを開発。
ダクタイル鋳鉄からチタン、インコネルなどの難削材の重切削加工から高張力アルミの高速度加工まで1台で
あらゆる加工に対応できる次世代型横形マシニングセンタMycenter-HX400Gを開発。
2014 3Dプリンタとはリバース(反転)の動きを用いて、プログラム作成の手間をかけずに、従来の3倍以上の条件で
3次元切削が可能な第4世代MC「XrossCut」を開発。
「Machining Challenges-Simplified」を追求し、画期的なコストパーフォーマンスを実現した新製品「Mycenter-Dシリーズ」(Durability:耐久性、信頼性)と「Mycenter-Tシリーズ」(Trunnion)の先駆けで
ある「Mycenter-3XD」「Mycenter-4XD」「Mycenter-4XT」を開発。
2015 2002年から発売開始した同時5軸制御立形マシニングセンタ「Mytrunnion(マイトラニオン)」シリーズの
最大型機「Mytrunnion-7G」を開発。当社の5軸制御マシニングセンタは全9モデルとなる。

 

加盟関連団体

  • 1960年(社)日本工作機械工業会加盟

  • 1967年(社)発明協会加盟

  • 1978年日本機械輸出組合加盟

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