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ニュース世界初の工作機械自動運転機能「Auto-Part-Producer」で特許を取得しました。

キタムラ機械は、世界で初めて工作機械を自動運転する機能「Auto-Part-Producer」で特許を取得した。同社独自のコンピューター数値制御(CNC)装置「Arumatik-Mi」に搭載可能な機能で、人工知能(AI)が3Dモデルを基に加工に必要な各種条件(加工方法、使用工具、切削条件、干渉チェックなど)を自動決定し、マシニングセンタ(MC)の自動運転を実現する。同CNCは累計納入実績が4000台に達しており、今回の特許取得をきっかけに、中小企業にも適応する手頃な予算で実現可能なコロナ対策(遠隔操作)として提案していく。
一般に工作機械に入力する加工プログラムは、独自のプログラム言語を習得した熟練者によって作成される。
だが、Auto-Part-Producerを使用すれば、読み込んだCADデータ(3Dデータ)から直接、加工まで実行できるため、プログラム作成が不要になる。
同機能が搭載できるArumtik-Miは、2008年に販売を開始し、インターネット接続やスマートフォン感覚の簡単なタッチ操作で先進機能を先取りし、2次元コード読取装置付きCCDカメラやマイク、スピーカーを内蔵し、5Gに対応したQRコードの中の大容量データを瞬時に認識し、作業者の手間を大幅に短縮。ネットを介したビデオ通話で加工現場の稼働状況を遠隔でも確認できる機能も備えているためテレワークに最適であり、比較的少ない予算で最先端IoT対応の設備投資が可能となる。

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