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ニュース同時5軸制御横形FMS「SUPERCELL HX300G」

今年、創業85周年を迎えたキタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)は、無人化対応の同時5軸制御横形FMS「SUPERCELL(スーパーセル)HX300G」を開発、販売した。
1984年に72時間無人化運転と多品種少量生産を実現したFMSとして販売を開始したMycenter-H300Supercellは、今日迄800セット以上のFMSとして業界最大の納入実績を誇ってきた。
その最新バージョンとして「SUPERCELL HX300G」は、2008年に世界で初めてアイコン表示のタッチパネル操作を商品化し、インターネットテクノロジーを駆使しインダストリー4.0に対応した独自開発のCNC装置「Arumatik-Mi」を搭載。2012年にグッドデザイン賞を受賞した「Mycenter-G」シリーズのスマートデザインを踏襲した使い易く操作性に優れた外観デザインを採り入れた。
キタムラ独自の最高毎分20,000回転の高剛性主軸、高速、高追従性のA/C軸トラニオン構造、標準174本の高速自動工具交換装置(オプションで300本収納可能)、標準20パレットの自動パレットチェンジャー(オプションで40、60パレット可能)により、最大ワークサイズφ200mmまでの複雑形状加工を従来比24%の切削能力の向上とサイクルタイム従来比30%の短縮を実現した。
独自の熱変位補正システム(IAC)と高精度、高分解能リニアスケールフィードバック、軸芯冷却 装置を標準装備しており、位置決め精度±0.002mm、繰り返し精度±0.001mm、割り出し精度4秒と長時間加工においても高精度加工を可能にした。1回の段取りで取付面以外の全面切削を行い、量産加工の自動化や多品種少量生産の完全無人化対応ができる次世代型FMSです。
また、同時にIoT対応した生産管理システム「Anywhere-Remote(エニウエアリモート)」を標準搭載した。19インチマルチタッチパネルに搭載された高解像度CCDカメラ、マイク、スピーカーを利用すれば、機械単体でインターネットと接続し、世界中どこからでも稼働状況を明確に把握でき、ネットを介して作業者と会話して加工現場の状況も明確に把握できるため、工場の稼働状況や生産スケジュール等の管理が可能であり、ユーザーの生産体制の効率化を大幅に促進できる。

supercell-hx300g
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